新コラム
この表題は、第32回国際アルツハイマー病協会国際会議(ADI2017)が、去る2017年4月26日~29日に、京都市の国立京都国際会館で開催されました。
この会議は、2004年にも第20回大会(ADI2004)が、京都市の宝ヶ池の同じ国際会議場で開催されており、今回が日本で開催された第二回目ということになります。この会議の魅力は、認知症の人やその介護者、研究者、医療や福祉分野で働く人々が、一斉に集まり、将来に向けた共通のビジョンを共有し、適時な診断、診断後の支援、そして認知症に優しい地域社会を作るために最も効果的な戦略を考え出すための最適な機会とすることを目的にした会議でした。
このコラムは、今後、定期的に更新を重ねるなかで、最新の認知症治療、介護、予防に関する研究、認知症に関する政策の進捗、そして自然災害が起きた場合に認知症の人が必要とすること、若年性認知症、そして認知症政策の導入などに関する現状や成果(会議のプログラム集より引用,2017)を紹介して行きたいと思います。乞うご期待!
【キーワード】 認知症介護、介護保険、地域生活支援、エイジング教育、世代間交流