2015年7月1日

キーワード:認知症サポーター

認知症について学ぶ6090 分程度の短い講座「認知症サポーター養成講座」を
受講した人の名称で、
平成17年度より各地で講座が開催されており、
平成27331日時点で、全国に約600万人の認知症サポーターがいる。

地域社会の中には認知症高齢者が多く暮らしており、
その予備軍も含め今後も増加していくことは確実である。
認知症高齢者が暮らしやすい地域を作るためには、
専門職・専門機関の力だけでは不十分で、
一般の地域住民の理解、見守りが不可欠と考えられる。

認知症サポーターは、仕事として何かをする人ではなく、
講座を通じて認知症を理解し、
周りにいる認知症の方やその人を取り巻く家族の良き理解者として、
できる範囲で応援をするボランティアとされている。
講座は、都道府県や市町村の高齢者支援を担当する課などで受付を行っており、
キャラバンメイト呼ばれる講師が派遣される。
自治体や地域のほか、企業や学校などでも多く講座が開催され、
子どもから高齢者まで幅広い年代が受講している。(坂井)

サポーターには「目印」として、オレンジリング」が渡される。