1..運動と睡眠と認知症の関連はあるのか
無理のない運動(ウォーキング)が、認知症の発症を少なくする。非運動群の認知症発症率を、1.0とすると、運動群の発症率は、0.6倍となり、約4割も減少する。また睡眠量と認知症の原因となるβアミロイドの代謝量は有意に関連している。日々の生活において、頭を使うと、脳内の神経細胞の中に、βアミロイド蛋白が蓄積する。睡眠中に、そのβアミロイドが代謝されて減少する。睡眠の質が良い(熟睡)と代謝が旨くいくが、睡眠の質が悪いと(睡眠不足・徹夜など)代謝が旨く行かず、返ってβアミロイドが増加して、認知症の危険が高まる(オランダの研究)。(NHK 総合テレビ 特集番組から、May in 2015)
2.アルツハイマー病を予防することはできるのか