2015年4月20日

コンジェスチョンチャージ



交通渋滞税とよばれ、平日(月~金)の午前7時から午後6時の間にロンドン中心部へマイカーで乗り入れると台につき10ポンド課金されるシステム。これによって、でに十分に発達している地下鉄、バス等の公共交通機関の有効活用が促進され、交通渋滞と交通事故の減少、さらには排気ガス削減による環境への貢献が期待される。また、システムを作った以上、監視カメラを設置し、徹底した取締りを行うロンドン警察当局の強い姿勢も注目されている。渋滞税とほぼ同義のものに「ロード・プライシング」がある。これは、都心部の一定範囲内に限って道路を有料化して交通量の削減を図る交通政策であり、シンガポールなどですでに導入されている。〈解説:所正文〉