認知症予防に、体を動かしながら脳を鍛える認知症予防エクササイズを
コグニサイズという。
「コグニションcognition (認知)」と「エクササイズexercise (運動)」を
かけあわせて作った新しい用語で、
認識課題と運動課題の二つの作業を
同時におこなう(デュアルタスク)ことが特徴である。
運動で体の健康を促すと同時に、
脳の活動を活発にする機会を増やし、
認知症の発症を遅延させることを目的としている。
具体的なエクササイズの例をみると
(国立長寿医療研究センターのコグニサイズ冊子PDFへのリンク)
自宅や運動教室で
気軽に行いやすいトレーニングとして開発されていることがわかる。
体と脳への適度な負荷と、
短時間でも毎日実施し、習慣にすることが大切であるとされている。
(坂井圭介)