高齢者の生活自立に必要な基礎体力を測る検査として、
AAHPERD(全米健康体力レクリエーション・ダンス連盟)によって開発された
60歳以上の人のための機能的体力評価(Functional Fitness over 60 years,1990)があり、
またその日本版が標準化されている(谷口,1995;Yaguchi et al,1998)。
日本では、同様の意図で作成されたものに
生活体力テスト(財・明治生命体力医学研究所,1992)がある。
最近は、介護を要しない
健康な体力づくり(介護保険制度における第一次予防対策)が推進される中で、
介護予防のための体力テスト(東京都健康長寿医療センター,2006)が
推奨されている。
（谷口幸一）
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