2015年4月20日

ブラック企業



 ブラック企業という言葉は、元々は暴力団のフロント企業を指すインターネットスラングだったが、それが転じて、長時間労働、残業代不払い、高い離職率、セクハラやパワハラが横行しているなど、労働環境が悪い企業を指す言葉として定着した。その背景は、終身雇用の崩壊、企業間競争の激化などが考えられるが、企業と労働者の働くことについてのミスマッチもあると思われる。この問題についても考えていく。〈解説:鈴木聡志〉